行ってみたいところに旅をするのに対して、住んでみたいところに滞在する。それがロングステイ。
残された人生をいかに有意義に過ごすか、永年、労をとられたシニアの皆様へ・・・新たな生活を労のいらない生活「ふくろうらいふ」を目標とするロングステイは、人生の新しい選択肢の一つと言えます
タイ王国はインドシナ半島の中央部に位置し、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアの4カ国に接し、国土面積は51万3,115km(日本の約1.4倍)南北に2,500km、3つの海に面しています。国は76県からなり、北部・中央部・東北部・南部に区分され河川はチャオプラヤ川とメコン川が流れています。
目指すチェンマイは首都バンコクから北へ約700km、海抜は300mの高地なので涼しく、川や田園地帯も多く、疲れた心を癒してくれます。また、都市の利便性と田舎の自然環境の両面を合わせ持つ、このバランス感覚が絶妙!
人口は全土で約6,400万人。これは日本の約半分にあたり、その約1割が首都バンコクに密集しています。チェンマイ県の人口は約160万人、そのうちチェンマイ市内に約28万人が密集しています。
チェンマイまでのアクセスに関しては、現在、直行便などは飛んでおらず、バンコクまでは約6時間、バンコクからは約1時間です。日本から予約可能なタイ国際航空に加え、その他格安チケットが現地旅行社に予約すれば入手可能です。すべての便を合わせると毎日20便以上もあり、チェンマイへの道のりも近く便利になったと言えます。
日本(各空港) 〜 バンコク間 : 5万〜10万円(繁忙期・閑散期など時期により異なる)
日本(各空港) 〜 チェンマイ間 : 6万〜12万円
バンコク〜チェンマイ間 : 片道約4,000円〜8,000円(航空会社・時期により異なる)
※空港税、燃油サーチャージは別途必要
鉄道は1日8〜9本、11時間〜13時間を所要し、寝台車利用で約3,500円、3等席利用なら約500円程度と格安です。
最近は長距離バスを利用する人も増え、12〜13時間を所要し、料金は約2,400円(VIPバス)と、鉄道の寝台車よりもお得なのが人気の理由です。エコノミーバスは約1,000円。
タイにおいて日本のような四季はありませんが、大きく分けて3つの期間に分類できます。
暑季:3月〜5月までは、日本の真夏のように連日30℃を超える日が続きます。 バンコクではこの暑さが7月頃まで続くのに対して、チェンマイでは5月いっぱいでほぼ和らぐのが特徴です。
雨季:5月下旬〜10月まで。6月になると暑さも和らぎ、7月いっぱいは雨も少なく、8月〜10月が雨季の真っ盛!。日本の梅雨のようにジトジト降り続くのではなく、短時間に集中的に降るスコールのようなもの。夕暮れから夜にかけて降るケースが多くみうけられます。
乾季:11月〜2月まで。最高でも約25℃、最低でも10℃程度と過ごしやすい季節です。日本では真冬の時期がチェンマイでは1年の中で最もしのぎやすく、この時期だけでも・・・と日本からの渡航者が後を絶ちません。
どこで何を食べてもハズレがなく、屋台や大衆食堂から高級レストラン、外食に華を咲かせるのがタイの食文化です。その特徴は甘い・辛い・苦い・酸っぱいと7色以上の色が舌をうち、自ら香辛料と調味料で自分に合う味を作るのがポイントです。手頃な値段で、しかもおいしく料理が食べれるため、タイの人々は外食をする人が多いようです。自炊したほうが手間な上、結局高くつくため、おいしく安上がりな外食を選ぶのがタイ人の基本です。外食のほかにも、惣菜を持ち帰って家で食べる中食というシステムが一般的であり、日本人の長期滞在者にとっては非常に便利で恵まれた環境だといえます。
市場では調理された美味な料理が並んでいます。夕食にそれらを買って帰り食べるのが、習慣です。
その国を好きになるということは、実はもうその国の人を好きになっているということではないでしょうか?気候も習慣も文化も違うので、当然初めは戸惑いもあるでしょうが、その国に暮らすためには、その国の人を好きになるのが必要条件かも知れません。
静かな心持と柔らかな物腰といった穏やかな人柄を感じ取れるタイの人々、家族を大切にし、他人にも優しき心をもって接する。特に、自分より目上の方、高齢者を尊敬する習慣は、長期滞在を志す方には現地で肌で感じていただけることでしょう。
世界の中でも、もっとも多くタイ国を訪れる日本の人々、数多くの日系企業との共同事業、また主食が米であることなど、日本との共通点が多いことも親近感を感じ、住みやすいと感じる理由であると言えます。
屋台で料理を作る人にも気軽に声をかけ合う街の人々、初めてなのに5分も話せば、もう友達感覚、こんな光景が、自然と目に入ってきます。
ガード・スワン・ケェオ1階、木・金・土、夕方からのナイトショッピングでは、イベントに期待!
ナイトバザール、アヌサンマーケット内の海鮮料理店では数多くの人々が食事を楽しむ!
緑豊かな街並みにも日本では高価なフルーツがいっぱい!この様な恵まれた気候に手軽な価格の宿泊施設・高水準の医療サービス、タイ語を学ぶ語学施設の充実、どこにでも安く行ける交通機関。それに心優しき人々が各国から訪れる人々を笑顔で歓迎してくれる、そんな町がタイ・チェンマイなのです。
デパートとスーパー
中心部にあるセントラルデパート:服飾からインテリア用品まで幅広い品を揃えており、英語が通じるケースが多く便利です。
スーパー
小型ながら高品質な商品までとりそろえるリンピンスーパーや大型スーパーのカフー(カルフール)やロータスなどでは、日用品から食料品まで、品数も多く買い物がしやすい。日本の食材も豊富に揃えています。
24時間スーパー
日本と同じく24時間営業のコンビニもあり、食料品から日用品まで夜間も買い物ができます。
市場
野菜や果物、肉、魚など安くて新鮮な食材がいっぱい!
お好みの惣菜を袋に詰めてもらって、持ち帰って家で食べるのが便利です。
屋台とナイトバザール
屋台:1品50円程度のものからあり、安くておいしい店が多く並んでいます。
気軽に夕食を取れるのが便利!
ナイトバザール:山岳民族の民芸品など種類も豊富。タイの民芸品もバンコクよりは格安で売られています。